|
タイトル名 |
アルゴ |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2016-03-27 03:22:49 |
変更日時 |
2016-03-27 04:44:58 |
レビュー内容 |
サスペンス系娯楽映画として「さすが」の出来。〝素材〟の多い国はいいですね。 ただし根本的な疑問が。イラン側にとって、大使館から逃げた6人の行方を執拗に追う理由は何でしょうか。今のISとは違い、いくらなんでも当時のイランで「アメリカ人狩り」までは行われてはいなかったはずです。国王の返還を求めるために、ある程度の人質が残っていれば、それで十分だったのではないでしょうか。断裁された資料をつなぎ合わせてまで、職員全員を確保しようとする意図がよくわかりません。 むしろイラン当局としては、民衆が暴徒化して6人をリンチにして世界を敵に回すより、とっとと帰国してもらったほうが都合が良かった気がします。などと考え出すと身もフタもありませんが。 余談ながら、B.クランストンがいい味を出しています。ちょうどこの頃、「ブレイキング・バッド」では麻薬製造がいよいよ佳境に入っていたはず。役が変われば、人相まで変わるんですね。 |
|
眉山 さんの 最近のクチコミ・感想
アルゴのレビュー一覧を見る
|