みんなのシネマレビュー
009 RE:CYBORG - あにやん‍🌈さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 009 RE:CYBORG
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 4点
投稿日時 2012-11-07 15:23:10
変更日時 2012-11-07 18:00:47
レビュー内容
 元々『009』を楽しんだ記憶がまるでなく(触れた記憶自体は原作から東映動画の映画版&白黒テレビ版、サンライズのカラー版等、たっぷりあるのですが)、エンディングに罵声や失笑が飛び交った『超銀河伝説』というとてつもなくダメな映画を経てきているので、今回も「まあ、こんなモンでしょうよ」という感じで。

 キャラクター達がどうも『009』に見えない(ジェットとアルベルト、ギルモア博士なんか特に)とか、アダルトな要素は不要なんじゃ?とか、単純にサイボーグ戦士にコスチューム着せて9人並べた絵を見せられなかっただけでもダメとか、そういう根本的なところでひっかかってしまう映画ではありますが。

 『まどか☆マギカ』にも感じた事。個というミクロから内なる宇宙を通してマクロへと繋がってゆく、その対比がクリエイターのパーソナルな観念的視点によって両極ばかりに偏向し、欠落要素の多過ぎる、説得力を欠いたものとなっている感じがします(その点、同じくミクロとマクロとを描いたジョディ・フォスターの『コンタクト』はよく出来ていた例だと思います)。
 この作品世界には個人と組織と神秘は存在するけれど社会は存在せず、それはまるで誰かの見た悪夢であるかのようで。そこでパーソナルな世界から捉えた現実の不確実性に言及する作品であるのならば、それはそれでアリなのですが(まあ、となると押井作品ですわな)、これは単に力が及んでいないだけだと思うんですよね。神を語るには同時に何を語らねばならないのか、そこに無自覚というか、あまりに浅いというか。
 相手にしているものの大きさを測りかねて核やテロというキーワードで遊んでみました、って程度の作品で閉じてしまっている気がして、お釈迦様どころか原作者の掌で踊る事すらできないくらいに矮小化された『009』ではあったな、と。

 それでもあのオチは『超銀河伝説』の悪夢を振り払おうとして同じ穴に落ちたような感じである意味(意地悪な意味で)面白かったです。

 あと、フランソワーズがお色気要員扱い、ムチムチしたデザインでセクシーショットを見せてくるあたり「露骨でイヤだわぁ」と思いつつしっかと凝視しておりました。
あにやん‍🌈 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-12デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章67.00点
2024-04-08ゴーストバスターズ/フローズン・サマー45.25点
2024-04-08オッペンハイマー16.51点
2023-12-03翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜56.21点
2023-12-03ウィッシュ65.66点
2023-11-05ゴジラ-1.077.27点
2023-09-05キングダム 運命の炎66.40点
2023-09-05バービー(2023)86.73点
2023-06-1965 シックスティ・ファイブ54.40点
2023-06-19THE WITCH/魔女 -増殖-55.00点
009 RE:CYBORGのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS