みんなのシネマレビュー
ふがいない僕は空を見た - Sugarbetterさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ふがいない僕は空を見た
レビュワー Sugarbetterさん
点数 9点
投稿日時 2014-12-01 23:37:56
変更日時 2014-12-01 23:37:56
レビュー内容
ただの、ポルノ風邦画かと思いきや、全く違う。
原作の力かもしれないが、人物描写の妙に、唸らされた。

あんずの、不安定さ、短大の頃から不特定多数とSEXしていたことが窺える描写。
姑の、孫を持つ友人を羨む気持ちからくる、土手での会話。
ナチュラル志向の女性が、助産師に向き合って語る場面。
団地に暮らす福田が、主人公母のお弁当を捨てる光景。
店長の前では子供が苦手と言いながら、子供たちに対しては優しく接する田岡。(彼の性癖が明らかになった後で思い返せば、伏線だったのかもしれない)

様々な、リアリティのある描写が印象的。あんず以外にリアリティのある人物描写をされているキャラ(姑・ナチュラル女性・福田・田岡)が、後に物語に深く関わってくるのも、キャラ描写の必然性と物語が結びついていて、納得できる。

主張としては、「産み方なんて関係ない」というものが心に響いた。
どのような妊娠方法で子供を持っても母であるし、どのような出産方法で出産しても母であることには変わりない。
作品中では、あんずは体外受精・人工授精・代理母など様々な方法を使って、母になろうとしている。ナチュラル志向の女性は、病院ではなく「自然に」産みたいというが、帝王切開で産まれても母であることに変わりない。

妊娠方法や出産方法にとらわれなくてもよい、というのが作品のメッセージの一つだと感じた。
Sugarbetter さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-12-29リップヴァンウィンクルの花嫁87.07点
2016-10-08君の名は。(2016)86.97点
2016-08-04シン・ゴジラ87.25点
2016-07-10TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ76.47点
2016-07-02バケモノの子55.53点
2016-07-02心が叫びたがってるんだ。(2015)65.84点
2016-06-14バクマン。76.79点
2015-11-22クロワッサンで朝食を67.20点
2015-10-25恋の門66.21点
2015-09-30アップサイドダウン 重力の恋人76.65点
ふがいない僕は空を見たのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS