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火垂るの墓(1988) - 空耳さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 火垂るの墓(1988)
レビュワー 空耳さん
点数 8点
投稿日時 2011-10-28 02:43:51
変更日時 2012-09-27 14:14:28
レビュー内容
これもジブリ作品ってことになるのかな? だったら宮崎アニメを全然評価しない私にとってはジブリ最高傑作ということになる(全部見たわけじゃありませんが)。戦争の悲劇を描いた良質の作品だと思うのだが、私にとって非常に興味深い(というか驚いた)のは、この作品を嫌悪する人が大変多いということである。その多くが「主人公の行動が解せない(許せない)。結局自業自得ではないか」というものだが、少なくとも戦争が起きたことについては主人公少年に責任があるわけでは全くなく、仮に主人公少年の行動が「悪」だったとしても、戦争という「巨悪」に比べればそんなものは無視していいぐらいの「小小小……悪」にすぎないわけで、当然この映画は「戦時下でうまく立ち回れなかった主人公少年の行動の愚かさ」より「戦争という超大悪が生み出すある一つの悲劇」を描きたかったものであると私は解釈している。それを「主人公少年が愚かだから腹が立つ」というのは、例えば世の中が間違った悲劇的な方向に向っていく真っ最中に「よりとるに足らない小さな小さな出来事」の方に腹を立ててしまって一番怒るべきことに怒りを発することができない姿でしかない。そうか、もしかするとこの主人公少年の行動は「観るものを試す」リトマス試験紙なのかもしれない。
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