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| タイトル名 |
真夏の方程式 |
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| レビュワー |
陽炎さん |
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| 点数 |
8点 |
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| 投稿日時 |
2016-05-08 22:45:28 |
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| 変更日時 |
2016-05-08 22:45:28 |
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| レビュー内容 |
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| 映像化を強く意識した（としか思えない）原作だったが、実際この映画は、ほぼ原作通りである。よって、ストーリー面での突っ込みどころは映画のスタッフではなく、東野圭吾に責任がある。個人的には伏線の張り方とその回収、読後の余韻はさすが東野圭吾だと思った作品だったし、突っ込みどころはミステリーならば仕方がない部分だと思う。容疑者Xだってトリックでも、倫理面でも突っ込みどころはいっぱいあった。例え、善意の人であっても、家族の平和（それがたとえ虚飾であっても）を乱されかねない存在というのはミステリーにおいては十分に殺人の動機になるのではなかろうか。本作が強く意識したと思われる砂の器だって、殺された人は全くの善意の人だった。映画としての評価で言えば、夏の海の美しさが存分に表現されていたし、メインヒロインの杏がとても魅力的でよかったと思う。何より、前作では堤真一にすべてを持っていかれた福山雅治が、今回は堂々の主役の芝居だった。 |
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