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タイトル名 |
ひばり捕物帖 折鶴駕篭 |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-04-25 22:09:38 |
変更日時 |
2015-04-25 22:09:38 |
レビュー内容 |
前に見た「かんざし小判」はずいぶんとおちゃらけた作品だったわけですが、これはまた正反対。同じシリーズでここまで違うかというほど、まるで別物。なにしろ今回敵の親玉は由比正雪ですから。彼ら一味が紀州藩の家臣を次々謀殺している……というのが始まり。とにかく人が死にまくりで、それもチャンバラでその他大勢が斬られるというのとはわけが違います。正雪一派では主役格の丸橋もその妻も最後は自害。それ以外にも、紀州藩の侍のみならず、直接関係ない人物まで殺されるという、なかなか殺伐とした話になっています。この大事件を前にお七親分がうろうろしていると、やはり違和感ありまくり。なにしろ、最初のクレジットにも「主題歌」が見えないくらいですから。やっぱり美空ひばりにこういうのは似合わないでしょ、というのと同時に、たまにはこういうのもいいかと、も思ってしまいます。少なくとも、「かんざし小判」よりはよほど見られるのは間違いないです。 |
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