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スノープリンス 禁じられた恋のメロディ - かっぱ堰さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 スノープリンス 禁じられた恋のメロディ
レビュワー かっぱ堰さん
点数 4点
投稿日時 2013-10-15 22:52:55
変更日時 2013-10-16 22:38:03
レビュー内容
主人公の少年はともかくとして相手役の少女は怒っても泣いても可愛らしく、また犬もストーリーには直接絡まないながら健気な感じに見えており、あえて突っ込まなければそれなりに見られる娯楽映画と感じられる。
ストーリーに関しては、個人的には「フランダースの犬」に「野菊の墓」の縁談話をくっつけたような印象があり、また祖父の存在は「おしん<TV>」(1983)の脱走兵のようでもある。そのような別作品を思わせる各種要素が劇中で効果を上げていたとも思えないが、ほかに当然ながらこの映画独自の趣向も用意されていたようであり、サーカス小屋での少年少女とピエロのやり取りは素直によかったと思える。

ところで終盤の現代の部分について若干の苦情を書かせてもらうと、戦前の少女が本気で泣いていたにもかかわらず、現代の本人は終始うすら笑いしているようなのはどうしても違和感がある。「おしん」のように戦前生まれの人だから、表面は穏やかに見えても実は悲惨な過去を心に秘めている、という感覚なのかも知れないが、その直前に観客が号泣したはずの悲劇も悲劇として認識しておらず、甘く切ない初恋の思い出に浸っているだけのようでは本人の人格が疑われる。
一方で孫娘は容姿が現代的で適役に思われる。この人が最後に述べたことを聞くと意味としては理解可能であり、あるいは別映画で残した悔いをここで挽回しようとしたのかも知れないとも思えるが、しかし言葉があまりに軽いのがまた残念なことである(役者のせいとは思っていない)。
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