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デッドマン・ウォーキング - クロエさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 デッドマン・ウォーキング
レビュワー クロエさん
点数 4点
投稿日時 2011-09-11 22:57:43
変更日時 2011-09-12 13:12:07
レビュー内容
 最近「ショーシャンクの空に」を観賞してすぐ、ネットで「60代のハリウッド女優が今秋のユニクロファッションモデルに!」なんてニュースを観てスーザン・サランドンという女優さんを知りました。
 と、まあ、その女優さんの代表作ということで観たのですが、完全に助演(?)のショーン・ペンに食われちゃってますよね。
 死刑執行が迫るまでの彼の心境の変化がストーリーなんですが、背筋がゾーっと来ちゃうんです。時間を忘れました。でも、尼僧のヘレンとのやりとり、特に聖書の話になっちゃうとクリスチャンでもない私には突然ストップがかかってしまうんです。
 以前、日本でも死刑囚と婚姻届を出した女性がいましたが、この映画でも「真実」と宣伝してるけど、どういう経緯で死刑囚と尼僧がくっついたのか、それが全く描かれてないんです。
 それで死刑執行を実際に描写するんですけど、レイプして銃殺するシーンとシンクロさせた時に「この映画、一体何を言いたいんだろう」って再び我に戻っちゃったんです。
 それでラスト、被害者の親族に「憎しみを無くす努力をしましょう」だって。何なの、それ?!って感じ。
 原作はこの尼僧のモデルになった本人。ある意味、宗教啓蒙映画と言ってもいいのではないでしょうか?
 この映画でスーザン・サランドンはアカデミー主演女優賞を取ったけど、会場では「イエーイ!」とでも言って盛り上がったのでしょうか?
 こんな映画で主演女優賞取っても嬉しくないと思うのですが。
 DVDジャケットに「感動」とか書いてあったけど、それ、嘘です。(あくまで個人的意見)
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