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クリスマスドラマ 天使とジャンプ<TVM> - 目隠シストさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 クリスマスドラマ 天使とジャンプ<TVM>
レビュワー 目隠シストさん
点数 9点
投稿日時 2014-08-30 17:29:26
変更日時 2014-08-30 21:40:10
レビュー内容
センターメンバー脱退をうけ、残された4人はアイドルグループTwinkle5の解散を選択しました。それもあっけなく。いや「覚悟なく」でしょうか。其処にはアイドル活動に対する彼女らの姿勢が垣間見えます。与えられた目標、敷かれたレール、その中での役割分担。目標が消え、レールが取り除かれた今、彼女たちが立ち止まるのは必然でした。そんな時、4人の目の前に謎の少女カナエが現れます。彼女は問いかけました「このまま終わっていいの?」と。カナエはそれぞれのイメージカラーを纏っていた事から、カナエとメンバーの対話は、自分自身への問いかけと見て取れます。「私たちは、クリスマスライブがしたい!」自身の思いと向き合うこと。自分の頭で考えること、自発的に行動すること。大人への一歩を彼女らは踏み出せたようです。新しいセンター・カナエは、4人の中に芽生えた自立心の象徴。彼女たちはまだ雛鳥ですから飛べません。だから跳ぶのです。全力で……。本作は2013年12月24日・25日とNHKで放送されました。2度目の紅白歌合戦出場直前のタイミング。その時点でもモノノフ(ももクロファン)向けの仕掛けが嬉しい内容でしたが(「この手離さないよ」とか、あーりんロボ的受け答えとか)、国立競技場大会2日目、夏菜子聖火台での言葉「もう悪い大人たちは私たちの前に壁をつくってくれない」を受けて、本作は一段と価値のある作品となりました。どのメンバーも『ももドラ』より演技面で上達したと思えるのは、ファンの贔屓眼かもしれません。スタジオ別録音ではなく、現場生歌録音の『JUMP!!!!!』が、ももクロ史上屈指の良曲と感じるのも、私がモノノフだからでしょう。ですから今回の採点は無視してください。
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