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タイトル名 |
アントマン |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2015-09-23 17:30:48 |
変更日時 |
2015-09-23 18:11:13 |
レビュー内容 |
まずはどこやらのオフィスの場面。マイケル・ダグラスの登場も束の間、背景ボケボケの浅いフォーカスのバストショットが 台詞刻みで単調に繋がれる。まさかと思ったが、これが3D向け作品とは。 画面の情報が顔面アップ以外何もないから、ショットが貧弱になり、観客はテンポを鈍く感じる。これ当たり前の話である。
目玉の特撮シーン以外は大抵この調子だから、ドラマがかったるい。
「最初は嫌いだったが、だんだん好きになってきた。」これ、間違っても本人に語らせてはいけない台詞ではないのか?。
そのような心の変化は、奮闘するヒーローを人知れず見守る中で、表情変化なりで提示するのが映画だろう。 このようなツンデレヒロインなら尚の事である。ラストの、ドア向こうのキスがまるで活きてこない。
指紋認証を手際よくクリアし、扉を凍結して開錠していくリズミカルな編集。 撃ち落とされた相棒の羽が地面にハラリと落ちる。 娘の笑顔に、ランプの明かりが作った人影が手を振って応える。 そういうさりげない細部が光るだけに惜しい。 |
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