みんなのシネマレビュー
ドラキュラ(1992) - クリムゾン・キングさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ドラキュラ(1992)
レビュワー クリムゾン・キングさん
点数 5点
投稿日時 2003-11-04 00:11:38
変更日時 2011-04-06 01:12:17
レビュー内容
時折挿入される登場人物の日記(原作小説が日記や新聞記事のみで構成されている)、“実はドラキュラ伯爵、太陽の下で活動可能”“霧や動物に変身するだけでなく、動物を使役したり、天候まで操っちゃう”等々、原作小説通りに映像化されているので、今までのドラキュラものの中では一番原作に忠実。
…なはずなんだが、すごく、すごく、すごく、物凄く煮え切らない作品。
実在のヴラド三世の逸話(妃のくだり)を上手く吸血鬼になる動機へと盛り込んだりと、評価できる部分もあるのだが、本作最大のマイナス要因はドラキュラ伯爵自身の描き方にある。
原作では、徹底的に悪の権化として描かれ、だからこそ彼の圧倒的な力やもたらす災厄に恐怖感が生まれていたのだが、映画では、死んだ妃に瓜二つのヒロインに恋し、あまつさえ恋の涙まで見せてしまうという、何ともしみったれた描かれ方。
さらに、ミナに血の洗礼を施す時でさえ、「俺やっぱ自信ないよぅ」と云った感じでとにかく歯切れが悪く苦笑いしてしまう。
そして、倒された伯爵の許にミナが行ってしまうという衝撃のラスト。
原作では伯爵のもたらす死の恐怖を止めるため、そしてその呪いを受けてしまった最愛のひとを救うためという目的があったのに、その絶対悪の許に行ってしまわれたんではテーマが霞んでしまうというかクインシーただの無駄死に(苦笑)しかも絶対的な光の守護者たるヘルシング教授さえもそのテーマを危ぶむような発言まで…。
アンソニーホプキンスは良いが、やはりゲイリー・オールドマンでは優男に見えてしまい(だからこそ選ばれたのだろうが)何とも映画が歯切れの悪い所で終わってしまっている。
原作ファンからすれば0点にしたいところだが、おしい点がいくつもあるので…5点。
クリムゾン・キング さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-16DUNE デューン/砂の惑星 PART266.81点
ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー87.25点
2024-01-10男はつらいよ 寅次郎かもめ歌76.41点
2024-01-10男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎76.93点
2023-12-30サンクスギビング66.00点
2023-11-17ゴジラ-1.077.27点
2023-11-09リゾートバイト76.20点
2023-10-22キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン77.20点
2023-10-14死霊館のシスター 呪いの秘密75.42点
2023-09-09劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)44.25点
ドラキュラ(1992)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS