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タイトル名 |
ガールズ&パンツァー 劇場版 |
レビュワー |
カーヴさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-12-07 10:29:49 |
変更日時 |
2016-06-03 09:39:53 |
レビュー内容 |
見た事の無いものが見れる、自分の知識が足らなければ、自分なりに補いながら見る。 スクリーンに映るものは現実ではないが、その世界観を咀嚼して、没頭するために足を運び、お金を払い暗い小屋に佇む。 それが映画だと思うし、ずっと思っていたはずだが忘れていたのかもしれない。近年アニメを見るようになるまで。
話は王道だし、人物は初見誰も同じに見えるだろうが、立ち位置と個性を与えキャラが立ってくる。(TVシリーズありきだが) でも製作側がいちばん見せたいものは、重量物のリアルな動きなのだろう。
それでもその世界でのストーリー展開を見ているうちに、グイグイ引き込まれる、カメラは動き回り、カットも多い、 実際に聞いたことも無いが音もリアルだと思えてくる、メリハリの効いた演出に大満足となるエンディング。 主人公たちが友情を得て苦難に打ち勝つという、手垢の付きまくった大筋ながら、それをこんなに面白く仕上げられる事に感動さえ覚える。
モノクロ調で暗く、スローモーションを多用する実写映画は大いに参考にすべきだ。
追記’16/6/3 なにかと評判なので見逃していた4DXに挑んできた。初の4DXだったが、体験する価値あり! 4DX用の演出は製作サイドが行ったのだろうか?シンクロ率が高くて臨場感がハンパ無い 次第に慣れても来るし、ストーリーは熟知だが、それでもカチューシャ雨のシーンや 大きく戦車が傾くシーンなど身構えるほどの感覚、これはかなりのもの。
4DXに特化した作品なら+¥1,000も高くない、劇場に行く楽しみが増えました。 |
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