みんなのシネマレビュー
スティーブ・ジョブズ(2015) - tubirdさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 スティーブ・ジョブズ(2015)
レビュワー tubirdさん
点数 8点
投稿日時 2018-01-11 00:20:17
変更日時 2018-01-11 21:38:10
レビュー内容
普通の脚本家はストーリーを作るが、アーロン・ソーキンという脚本家は人間を丸ごと造り出してしまう。その人間が舞台の中で自由に動き回って衝突する。ほとんど会話だけで話を成立させるのだが、その会話の密度が凄く、それでいて一貫した人間的テーマが論じられる。およそ「頭の良い人間」の表現をギミックなしのまともな会話だけで説得力を持たせられるのはソーキンくらいだろう。誰にも媚びない観客置いてけぼり感がむしろ心地良い。

時代によって解像度を変える映像表現は効果的だが、その中に写っている時代を確実に反映したディテールが凄い。80年代の大群衆がまったくその時代の人間にしか見えないし、1998年も今から見ればけっこうな「昔」だということがよく分かる。

この現実感とフィクションの独特の折り合いの付け方がジョブス役のファスベンダーで、外見はまったくスティーブ・ジョブズに似ていないし最後ちょっと寄せはするものの基本的に似せる気がない。ウォズニアックもスカリーも同様。つまりこの映画の登場人物は実在でエピソードも事実を元にはしているが、あくまで架空の人物なのだ。この映画は懸命に生きて魂でぶつかり合った人々のファンタジーだ。
tubird さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-18DUNE デューン/砂の惑星 PART266.50点
2023-07-19君たちはどう生きるか(2023)75.84点
2023-06-06ブレット・トレイン56.66点
2023-06-03マッドマックス 怒りのデス・ロード97.72点
2023-05-17トロン:レガシー55.11点
2023-05-15クローバーフィールド/HAKAISHA46.49点
2023-05-13アジャストメント44.83点
2023-05-09スターシップ・トゥルーパーズ36.67点
2023-05-08NOPE/ノープ76.32点
2023-05-03トロン95.21点
スティーブ・ジョブズ(2015)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS