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タイトル名 |
ゴーストバスターズ(2016) |
レビュワー |
tubirdさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2019-05-27 14:31:24 |
変更日時 |
2019-05-27 14:33:37 |
レビュー内容 |
今頃オリジナルシリーズを観て乗れなかったという者だが、正直これはかなりいい。やはり現代の映画なので「ゴースト」の存在が受容されていく社会の描写がちゃんと描かれている。最初から街のヒーローというわけじゃない。
キャストがとにかく素晴らしいのだが、特にケイト・マッキノンが最高でどのシーンでも超個性的で格好良い。これは惚れてまうやろ。「二刀流」の殺陣のシーンとかああいうの他のキャラでももっとやればよかったのに。とんでもないバカ男を演じたクリス・ヘムズワースも取り憑かれてからの「普通さ」がかえって不気味で良かった。このバカ男にクリステン・ウィグの生真面目博士がなぜか入れあげるのが面白い。ケビンが吹き出したコーヒーを奪い取って飲むとかネタとしてギリギリだろ(笑)。周囲がマッドなのでメリッサ・マッカーシーが常識人役になって影が薄くなるのは仕方がない。
不満点としては、まずオリジナルをリスペクトするのは良いが、ビル・マーレイ以外はカメオ出演が無理やり過ぎる。もっと自然に出す方法はいくらでもある気がするのだが。あと現代の作品として設定や成立過程を丁寧に描くのは良いが、ラストがこれまた今風にだらだらと長い。長すぎて収まらずエンドロールでも延々やってる。みんな、もっと映画はすっきり終わらせる勇気を持とう。カットした分はいくらでもDVDの特典映像に入れればいいだろ。 |
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