みんなのシネマレビュー
スリー☆ポイント - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 スリー☆ポイント
レビュワー にじばぶさん
点数 8点
投稿日時 2016-07-11 02:33:03
変更日時 2016-07-11 02:37:03
レビュー内容
京都、沖縄、東京の三か所を舞台にした内容。
3か所の話に関連性はないが、同じ日本でも、所変われば様々な人がいて、様々な人間模様が存在しているんだなぁ、という一種の感慨を覚えた。

この映画、ボリュームが半端ない。
2時間の尺を存分に使っている。
それだけ人間模様がてんこ盛りだし、存分に楽しむことができた。

★京都篇
ラッパーの生態は生理的に受け付けなかったが、女が男を一途に愛するまでの過程、時間の重さ、愛情表現の面白さ、観るべきものはあったように思う。

★沖縄篇
ドキュメンタリー。とにかく個性的で、異形な人物が数多く登場する。
色んな人間が流入してくる、沖縄ならではの特色が出ている。
中には、これまた生理的に受け付けない人間も出てくるが、それも個性ということで。
沖縄はまさに人間的カオスなのでありました。

★東京篇
途中まで、なんてチープな設定なんだ・・・と思いながら観ていたが、終盤であっと言わせる展開に。
意外にも、よく作りこまれた話だった。
リアリティはないが、物語としての面白味はあった。
その筋に疎いので、蒼井そらという名前は知っていても顔は知らず、エンドロールを見た後、初めて気づいた。
どうりで、内面と外面の両面から滲み出るエロスを感じた訳だ。
声色、七変化、肌質・・・うーむ、さりげなく、それでいて豪快にエロイ。
男は最初、女を相手にせず、見下していたが、終盤から立場が一気に入れ替わった。
この立場の逆転劇が凄まじい。
しょせん、男と女とでは、生命力が違う。
男は生気を奪われ、女は元気を取り戻す。
男は生命力という点で、女には太刀打ちできないということを、まざまざと見せつけられた気がする。
そういう意味では、男にとって、とっても怖い内容。
なんとも語りつくせぬ、素晴らしく濃い内容です。

山本政志監督の次回作を観てみたい、と思わせられた圧巻の一本でした!
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-08Please Please Me66.00点
2024-05-07掠奪された七人の花嫁36.46点
2024-05-06回復タイム66.00点
2024-05-06ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争55.00点
2024-05-06台北暮色88.00点
2024-05-02今夜新宿で、彼女は、66.00点
2024-05-01新東京行進曲44.00点
2024-04-29素晴らしき戦争25.60点
2024-04-28八月の鯨66.92点
2024-04-27木靴の樹16.00点
スリー☆ポイントのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS