みんなのシネマレビュー
バースデーカード - ユーカラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 バースデーカード
レビュワー ユーカラさん
点数 7点
投稿日時 2016-10-22 23:07:27
変更日時 2016-10-23 05:33:55
レビュー内容
登場するロケーションが基本的に見晴らしの良い高台。山の手である。よって生活感も希薄。メルヘンチックですらある。
が、開き直ってそれに徹しているところがいい。全編通して清潔感に満ちた映画だ。

風通しのよい坂道や勾配は、主舞台の長野、そして母親の故郷も小豆島に設定することで
徹底され、そこに必須アイテムである自転車滑走シーンを入れ込むことも抜かりない。
手紙の朗読、そして橋本愛の涙。その単調な繰り返しになってしまいそうなところ、そうした運動を取り込んで映画を維持している。

病院の屋上、車椅子の宮崎あおいに、ユースケ・サンタマリアが背後から優しく手を差し出すと、彼女がそれを握り返す。
同様の触れ合いが吉田監督の『旅立ちの唄』にもあったが、他にも頭をなでたり、CDを手渡したりというスキンシップを
おろそかにしていないのがいい。
終盤に登場する結婚式のベールのエピソードが感動的なのは、回想ショットで宮崎あおいが心を込めて手編みする指の動きの美しさゆえである。
宮崎から橋本にベールが受け渡されるショット繋ぎの美しさと二人の表情の素晴らしさに打たれる。

クライマックスが『アタック25』出演というのも、なかなか大胆である。
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-14キリエのうた26.00点
2018-03-11坂道のアポロン56.00点
2018-02-28シムソンズ77.41点
2018-02-28空海 KU-KAI 美しき王妃の謎54.85点
2018-02-25リバーズ・エッジ55.33点
2018-02-24キングスマン: ゴールデン・サークル76.40点
2018-02-18グレイテスト・ショーマン97.37点
2018-02-18羊の木76.00点
2018-02-18マンハント(2017)54.70点
2018-02-07不能犯54.33点
バースデーカードのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS