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3月のライオン 後編 - あにやん‍🌈さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 3月のライオン 後編
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 5点
投稿日時 2017-05-03 22:08:02
変更日時 2017-05-03 22:08:02
レビュー内容
 前作と並べて考えると大変にバランスの悪い映画だなぁ、と。単純に前作で川本三姉妹描かなさ過ぎ、今回は描き過ぎ。

 今回、川本三姉妹の2つの大きな問題(いじめと、突如帰ってくる父親)が話の軸になっていて、将棋のプロの方々、前作に比べて存在が薄くなっています。桐山の成長を促す存在としての川本三姉妹のドラマなのですが、前作のただ将棋に賭ける桐山の姿から考えると、雑音に思えてしまう感もあって。そういう将棋から離れた日常の部分も含めたところに、棋士としての成長があるのですよ、ってな話なんでしょうけれど、だったらもっとバランス良く川本三姉妹と将棋のエピソードを配しましょうよ。
 成長っていう意味からすると、香子も結局はずっと変化はせずに最後に至って唐突に悟る、みたいな感じ。全体的に変化はしても流れは無い、みたいな印象。事件を配する事で状況と心境の変化を与えるけれど、それが成長です、っていうのは安直に思えます。

 ラストは引っ張るけれどもそこで終わりかい、って状態で、でもそもそも原作が未完な訳だし、だからせいぜい「俺たちの戦いはこれからだ」を華々しい画で盛り上げてみました、みたいな。

 結局、マンガの映画化だから、マンガの構成がこうなっているから、マンガが未完だから、ってところに逃げ道を求めているような気がするんですよね。でも、だったらもっとマンガのタッチを大切にできませんかねぇ。原作の独特なタッチは一切失われて、ただ設定や物語が切り取られている状態に、マンガの実写映画化としての価値が果たしてあるのやら。そうでなく、一本の映画として勝負するのならば、原作を理由に逃げちゃダメですよね。

 「幸せな映画化」とは思えない作品でした。
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