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マンチェスター・バイ・ザ・シー - ころりさんさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 マンチェスター・バイ・ザ・シー
レビュワー ころりさんさん
点数 9点
投稿日時 2019-02-26 18:09:28
変更日時 2019-02-26 18:09:28
レビュー内容
本当に「心にしみる映画」を見た。ゆったりとした時間の流れも、マンチェスター・バイ・ザ・シーの寒々としているのにほのかに暖かみを感じる光景も本当にすばらしい。ケイシー・アフレックは、オスカー受賞も納得のハマり役。むしろ、今後これ以上の役柄に彼が出会えるのか心配になるくらい。対するパトリック役のルーカス・ヘッジスのいかにもアメリカンな、大人ぶってるけど子どもな感じも、このときの彼にしかできないハマり役だろう。悲劇的な話なのに、2人の掛け合いには良質のコメディセンスも感じられて、画面に暖かみが漂います。時間軸を巧みに入れ替えているのに、技巧臭くならない脚本。みんな必死に生きようともがいてるのに、それが逆にかみ合っていかない感じ。劇中の人物たちは壮絶な経験をするわけですが、映画を見て、彼らから伝わってくるのは、むしろ極限の人間の選択ではなく、誰もが生きる平凡な人生そのものへの向き合い方。「答え」がでなくても、それでも「生きていく」ということを丁寧に、しっとりと描いた良作。あえて難点をいえば、予告編。予告編は「過去に何があったのか」というちょっとサスペンス風味だったけど、何があったのか自体は中盤で明らかになってしまいます。むしろ、主題は、人間の人生にとっても、大事なのはターニングポイントになる出来事ではなく、「その後」をどう生きるのか。人生にとってはるかに大切なことを語ってくれる映画です。
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