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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) - 南雲しのぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
レビュワー 南雲しのぶさん
点数 7点
投稿日時 2018-03-29 10:40:55
変更日時 2018-03-29 10:40:55
レビュー内容
猿の惑星前日弾シリーズもやっと完結し、何か一つすっきりとした気分です。
前作、前々作には劣るという意見は大いにわかるのですが、
地球がどうして猿の惑星になってしまったか
その答えが映像で見れただけでも個人的には満足でした。

元々、創世記の時点ではまったく期待しておらず
また猿の惑星のリメイクか・・・という気持ちで鑑賞した記憶があるのですが、
評判通り予想以上の面白さを感じ 更に、3部作 しかも68年製作1作目の前日弾だという事を知り
一気に興味を持っていかれた作品だったのです。

今作は、どんでん返し的な展開は一切なく 内容もかなりご都合主義
ハリウッド映画の王道を往くような展開だな、と思ったのですが
肝心なのは、その主人公たちが全員猿だという事に尽きます。

もはや、1作目のラストの時点で、人類の敗北は殆ど決まっている雰囲気なのですが
必死に抵抗を続ける人類たちが、物凄く愚かに描かれているのです。

昨今、日本国内に限らず、世界全体がなんともいえない不穏な空気に包まれている中
明らかに、人類に対して警告を発している映画だなと感じざるをえません。

いつまで経っても愚かな争いを止めず、憎しみあっている人間など
いっその事滅んでしまえばいい、と自暴自棄に感じた事がある人であれば
ケダモノのように退化して、自滅していく人間だちを描いたこの映画に爽快感すら感じてしまう筈

あまりにもあざとい、わざとらしいと感じる場面も数多くあるのですが
やはり、このような映画は必用だと思わされます。

繰り返しになりますが、何よりそれが現在の技術で超リアルに描かれた猿たちによって
語られていく事が、とても貴重な作品だなと感じます。

しかし、人間と同じく知恵と文明を獲得した猿たちにも
人間と同じ苦悩が待ち受けている事は確かです。
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