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ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 - Tolbieさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜
レビュワー Tolbieさん
点数 8点
投稿日時 2018-05-30 21:28:16
変更日時 2018-05-30 21:28:16
レビュー内容
 一度食べたらその味を忘れない。それが大事なことだと確か『王様のレストラン』でも言っていたな。でも、一番大事なのはそれを再現できることじゃないのかな?まあいいけど。

 劇中、麒麟の舌の説明を聞きつつ「なんでタイトルが『記憶』なの?」と思ったが、お店の火事のシーンで鮮やかにそれが解決される様が見事。このシーンの二宮君の瞳に炎が蘇る描写で、それを表現したのは凄いと思った。
 途中、二宮君が「思いを込めて料理を作れば、おいしいと言ってもらえる、というのはどうか?」みたいなセリフを言うシーンで、それを口に出す(セリフで言っちゃう)かぁ?と思ったが、心配をよそにそれを超えて物語は感動的に展開した。
 才能あるものがそれに溺れて、周りとの軋轢を生みやがてダメになってしまう。遂に本人もそれに気づき、生き方を変えて幸せを取り戻す。シェフとギャルソンの違いはあるが、前述のドラマ『王レス』もそうであったように、このプロットは王道なのだと思う。それを大戦中の日本軍の陰謀を絡めつつ、料理人の魂を込めたレシピと思いをつなぐ歴史の物語としたのは、面白かった。誰かのセリフで「のちに軍部が盧溝橋事件を起こし」と言ってたので、その前に実現しなかった陰謀事件という態なのだろう。

 アイドルメンバーの映画と言って低評価をするには、能わない映画であると思う。
 この物語に付け加えるには、蛇足的な感じもするが、エンドクレジットと共に映し出される佐々木充作の料理の詳細も見たかった。
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