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タイトル名 |
未知への飛行 |
レビュワー |
ドラえもんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2001-09-17 10:36:14 |
変更日時 |
2001-09-17 10:36:14 |
レビュー内容 |
米ソ間のホットラインの回線が熱で溶けて切断された瞬間が核攻撃を受けた証という、血も凍るようなしかし実にリアリティのある核戦争勃発の恐怖を否応なしに感じさせてくれる作品である。ひたすらブラックでシニカルな笑いで人間の愚かさを茶化したS・キューブリクの初期の傑作「博士の異常な愛情」に対して、これは緊密度と切迫感を徹底的なリアリズムで描ききったポリティカル・サスペンスのもう一つの傑作である。 |
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