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東京物語 - もっつぁれらさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 東京物語
レビュワー もっつぁれらさん
点数 8点
投稿日時 2011-04-09 00:41:54
変更日時 2011-04-09 01:00:32
レビュー内容
普段、洋画しか観ない自分が何故この映画を観たかというと、マイページの「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」で1位にランキングされていたからなのですが、結論から言ってしまうと、想像以上に面白かった。
映画全体を考えると、さすがに老夫婦を中心に描いているだけあって、なかなかゆったりとしたテンポで物語が進んでいくのですが、ただ単にそれだけで終わる映画ではなく、終始に渡ってローアングルで尚且つ固定されたカメラでどっしりと構えて撮られているのがストーリーを落ち着きのあるものにし、映画全体に安定感をもたらしているのだと思います。
映画の途中で熱海のシーンがあり、そこで海を眺めていて立ち上がろうとした時に立ちくらみがするシーンがあるのですが、防波堤の上というちょっと危ない場所に立っているにもかかわらず、それでも防波堤から足を踏み外したりということは絶対に起こり得ないだろうと安心して見ていられるのは、やはり前述した安定感ゆえのものだと思います。
最後、原節子が号泣するシーンは、義理の父からの「お前さんにゃ本当~に幸せになってもらいたいんだよ」という台詞に感極まってしまうわけですが、義理の母が自分のアパートに1人で来た時に言われたのと全く同じ台詞だったのが、亡くなった義理の母の記憶を呼び起こさせ、そして二人揃って同じ気持ちで自分の事を大切に思っていてくれているんだなという思いが改めて伝わってきて泣いてしまったのだと思います。
蛇足ですが、屋内の撮影で空間の奥行きを感じさせる人物配置での撮影や、会話時の人物を喋り始まった1秒後くらいに顔を正面に向けさせて撮る特徴的な構図、観光バスの車内撮影など、興味を引かれる映像がいろいろあって面白かったです。
バスに乗って東京見物をしている時、みんなで同じタイミングで顔を動かしたり、振動に合わせて皆揃って揺れる様はいとをかし、といったところでしょうか。(久々の邦画なので、ちょっと和風な表現をしてみました笑)
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