みんなのシネマレビュー
この世界の(さらにいくつもの)片隅に - けごやさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 この世界の(さらにいくつもの)片隅に
レビュワー けごやさん
点数 10点
投稿日時 2019-12-28 21:13:21
変更日時 2019-12-28 21:13:21
レビュー内容
 2016年版の感想でも書いたが、この作品は映像表現の革新を実現した作品であることを再確認出来た。公開日は奇しくもSW最新作と同じ日。片やCGによるファンタジーの極限を極めた映画、それに対して手描きアニメという表現手法としては究極の対岸にあるのが本作品。アニメという極端にシンプルな記号化により余計な情報を排除することで逆にリアリズムが純化され、かつてないほどのリアリティを再現できている。それを観客はまるでタイムマシーンのように感じている。
 前作はその手法の有効性を確認するための実験的な作品であったように思う。前作の成功を受けて、舞台装置(タイムマシーン)はそのままに、物語としての完成度を高めたのが本作品であり、その試みはこれ以上ないほどに成功している。すずさんとリンさんのエピソード、テルちゃんのエピソード、枕崎台風のエピソードを追加することですずさんの人生に対するリアリティが圧倒的なものになっている。その意味で、この映画はすずさんの人生そのものを観客に突きつけており、それは前作よりとても重い。前作は反戦、反原爆映画として理解することは容易であったが、本作はすずさんの人生の青春期についての物語である。この映画を観たあなたにとって、この映画は正に「あなたの一部になる」のである
けごや さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2019-12-28この世界の(さらにいくつもの)片隅に108.93点
2019-03-11アリータ:バトル・エンジェル96.06点
2017-10-29ブレードランナー 204986.48点
2016-12-19この世界の片隅に(2016)108.19点
2016-12-19ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー37.09点
2016-01-13オデッセイ(2015)96.82点
2013-12-14ゼロ・グラビティ107.63点
2012-08-27プロメテウス65.50点
2012-01-29127時間86.65点
2012-01-29コンタクト106.91点
この世界の(さらにいくつもの)片隅にのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS