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PLANET OF THE APES/猿の惑星 - 六本木ソルジャーさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 PLANET OF THE APES/猿の惑星
レビュワー 六本木ソルジャーさん
点数 5点
投稿日時 2005-07-25 23:28:28
変更日時 2005-07-25 23:28:28
レビュー内容
ラストの地球に戻るまで、バートンらしさに欠けた毒にも薬にもならない平凡な出来だなと思っていた。確かに細部にはこだわり、バートンはバートンなりに頑張っていたように思えるが、あの脚本では、誰がどう頑張っても、たかがしれているだろう。しかし、ラスト地球に戻ってからの様子を見て、色々と考えさせられるような部分がでてきた。
まず1点目。レオが戻る際の宇宙船からの視覚的な地形とコンピューターの情報から、ラストに地球に戻ったのは、まぎれもない事実だろう。その地球がエイプに乗っ取られていたという事実と、セードがリンカーンほどの英雄に祭り上げられていたという事実がある。こられの情報を総合的にみてみると、最初にレオが降り立ったのは、実は地球だったのではないかという気がする(かの地から見上げた際、一瞬写った天体が異様だったのに矛盾があるが)。そう考えると、初代に負けず劣らず、実はあの星は地球だったというオチが含まれていたのではないか。地球上の生命は核戦争なり、なんらかの原因で絶滅していたのではないだろうか(馬は宇宙船に実験用に積まれていたと思料)と考えると、意外とブラックのような気がする。
そして2点目。劇中ではセードはオリに閉じこめられ、人間とエイプは共生するような途を進むのではないかという風に描かれていたように思われる。しかし、歴史ではセードがエイプ解放の英雄に祭り上げられている。このシーンには、やはり「人間」の人間たるゆえんが実は描かれているのではないかという気がする。共生の途が選ばれたとしても、人間は数においても圧倒的多数であり、また、エイプ以上に凶暴で狡猾な動物である。そんな人間が、エイプと共生できるはずがない。あの後、権力争いによって、エイプ排斥運動が起きたと思われる。そして、あの地で人間とエイプの逆転現象(エイプの奴隷化)が起きたのではないだろうか。そこでセードが解放され、銃を利用して、奴隷となったエイプを立ち上がられて、人間達を葬ったのではないだろうか。あのラストのセードのリンカーンシーンだけで、実は「人間」の権力主義・暴力性が描かれていたのではないか。そう考えると、やはり意外とブラックのような気がする。もっとも、パラレルワールド説とか、セードがレオの宇宙船であの星から地球に行って、地球を占領したとか色々と考えられるけど、自分はあのラストを観て、このように考えてみた。
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