みんなのシネマレビュー
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド - Cinecdockeさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
レビュワー Cinecdockeさん
点数 8点
投稿日時 2019-09-05 08:16:01
変更日時 2020-12-10 23:14:28
レビュー内容
直訳で"むかしむかしのハリウッドで・・・"と称されるような、タランティーノ流おとぎ話。界隈から消える恐怖に怯える元人気俳優役のディカプリオと、トレ―ラ―暮らしでも達観しているスタントマン役のブラッド・ピットの組み合わせは意外にも絶妙で自然体。20年前に人気の一位二位を争った二人が共演していたら大事件だったくらいに、双方の魅力を偏りなく惜しみなく注ぎ込む。一方、ストーリー自体は50年前のハリウッドの日常を業界ネタと併せて淡々と綴ったものでしかないが、一見無駄と思われるエピソードの積み重ねが例の事件に集約される脚本の巧みさで最後まで引っ張る。そう、往年の映画ファンならシャロン・テ―トとチャールズ・マンソンを知っていればその陰影がくっきり際立つ。映画牧場のマンソンファミリーの得体の知れない不気味さと、待ち受ける悲劇を知らない映画館のシャロンの笑顔に、『この世界の片隅で』を彷彿とする複雑な感情を抱かせる。そして運命の時が刻一刻と迫り、どんな結末を迎えるか固唾を飲むことになる。彼の過去作品を知っているものなら、結末は予想できるだろう。しかし、これが変化球で強引な筋書きになっていないのが良い。だからこそ現実で叶わなかった切なさでいっぱいになる。シャロン・テ―トが少しでも呪縛から解き放たれ、銀幕のスターとして永遠に生き続けること。タランティーノの切なる祈りだ。
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-30鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎66.57点
2024-04-08ゴーストバスターズ/アフターライフ75.80点
2024-03-30オッペンハイマー66.65点
2024-03-30ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密56.08点
2024-03-08君たちはどう生きるか(2023)55.84点
2024-03-08アメリカン・フィクション66.50点
2024-03-01ボーン・レガシー44.92点
2024-02-23落下の解剖学66.75点
2024-01-29スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム57.36点
2024-01-27生きる48.03点
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS