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ザ・マミー(2017) - かたゆきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・マミー(2017)
レビュワー かたゆきさん
点数 6点
投稿日時 2019-07-10 20:01:11
変更日時 2019-07-12 23:54:10
レビュー内容
2006年、麻薬戦争が激化し始めたメキシコ。十数万人規模の死者と行方不明者を出し、さらには残されたその子供たちも孤児となって過酷な生活を強いられたのだった。母とともに平凡に暮らしていた11歳の少女エストレアもその一人。ある日突然居なくなってしまった母を捜して街のストリート・チルドレンと行動を共にするようになった彼女は、生きるためにスラムの劣悪な環境で暮らし始める。すると、何処からともなく自分のことを呼ぶ母の声が聞こえるようになり、さらには現実とも幻想ともつかない不可解な現象を垣間見るようになる。だが、子供たちのリーダー格だった少年シャイネが街のギャングからピストルとスマホを盗んだことから、彼女の身に容赦のない現実が襲い掛かってくるのだった…。麻薬戦争で荒廃したメキシコのスラム街を舞台に、そんな過酷な運命に翻弄される少年少女たちを幻想的な映像で描いたダーク・ホラー。第三世界でたくましく生きるストリート・チルドレンたちを主人公にしたホラー作品という珍しい設定に惹かれて今回鑑賞してみました。冒頭、壁に描かれた落書きのトラがいきなり動き出し、夜の街を疾走し始めるという幻想的な映像から摑みはばっちりでした。主人公エストレアの周りで繰り返されるホラー描写もなかなかエッジが効いていて大変グッド。エストレアをはじめとする孤児たちもみな個性豊かで魅力的なのも良かったですね。メキシコの苛烈な麻薬戦争と幻想的なホラーを融合させるというそのアイデアも新しい。ただ、それが巧く行っているかというとそうでもないのが本作の欠点。ところどころその二つが有機的にうまく絡み合ってないように感じてしまいました。あと、失踪前のお母さんの描写がほとんどないため、主人公の哀しみが今一つ伝わってこないのも残念な点の一つ。水溜りに泳ぐカラフルな魚や突然動き出す落書き、主人公を付け狙うように動く血痕など映像的にはけっこうセンスを感じただけに惜しい。この監督の次回作に期待ってことで。
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