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タイトル名 |
アザー・ピープルズ・マネー |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-08-09 09:40:48 |
変更日時 |
2012-08-09 09:40:48 |
レビュー内容 |
ダニー・デヴィートの六頭身ぶりは少々誇張してるのか、ほとんど畸形に見える。経済問題がらみの話だと必ず日本への言及があった時代だった(今なら中国か)。それがまた判で捺したように釣り合いが取れている。「そのうちクリスマスも買うんじゃないか」というジョークが一方にあれば、もう一方でやけに真面目な顔になって「見習うべきところは見習わねば」となる。この両論を立てるだけって姿勢はあんまり建設的ではない。そういう釣り合いがラストの演説でもあるわけ。でもこっちのほうは聴き応えがありましたな。グレゴリー・ペックが、伝統やら情やらに訴える演説をしたあとで、デヴィートが理に則ったのをする。善悪の対立でなくなっている。本当ならこの対立をタタキ台にして、そこからドラマを生んだほうが正しい道だった。 |
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