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MEMORIES - なんのかんのさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 MEMORIES
レビュワー なんのかんのさん
点数 8点
投稿日時 2009-11-02 12:06:53
変更日時 2009-11-02 12:06:53
レビュー内容
「彼女の想いで」は、『2001年』的舞台で『ソラリス』やってる、って感じ。人間が考える宇宙の果ては、けっきょく人の心に行き着いてしまう。廃墟趣味がいっぱい。宇宙船の中のオペラハウス、そもそも調査艇が下降していく時に「ある晴れた日に」が流れていたのだった。ザザッと乱れの入るホモグラフ、青空に錆びた鉄骨が突き出してきてたり。ぱさぱさになる薔薇の花束。半分融けたようなピアノ、ポンと叩くと世界が変わる。拍手する手だけが見える。おそらくラストの宇宙に漂う飛行士は、故郷の夢を見ているのらしい。薔薇の花びらが浮遊している。こういうイメージの連続だけでいく話は、下手すると空回りになってしまう危険があるけど、これは45分という時間もいいのか、いっきにいけた。と、これが科学の果てに心に辿り着いたとすれば、「最臭兵器」は最も形而下的な“ニオイ”に復讐される話。地方都市の細密な再現。面白いのは花が咲いちゃうとこで、車がひっくり返ってる脇が花園になってたりする。ラストの後で花園になってる東京の場があるはずなんだけど。「大砲の街」は、全体主義社会の日常を淡々と描いていく。ここにあるのは、世界と拮抗するのではなく世界に組み込まれてしまった童夢。ファンタジーかも知れないが、これが現実になっている国もあるわけで、そこが苦い。2-3-1の順にしたほうが座りがいいような気がするけど、ま、好みの問題。
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