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タイトル名 |
陽のあたる教室 |
レビュワー |
だみおさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-03-10 01:24:54 |
変更日時 |
2011-03-10 01:24:54 |
レビュー内容 |
パッケージの写真が感動の安売りっぽくて、ずっと拒絶してたんですが、ようやくこの度鑑賞。もっとベタベタな物語を想像してたのですが、自然な感じで観ることができました。長い教師人生の物語のせいか、あるエピソードが生まれては収束し、また新しいエピソードが始まって・・・という感じの進行で、あまり見慣れないつくりで印象に残りました。ドレイファスの演技も良かったです。ラストはロウェーナも収束に一役買うのかと想像してしまったので、ちょっと物足りなく感じもしましたが、全体的には音楽を通じて様々なことごとが描かれていて良質だと思います。ロウェーナは先生に奥さんがいることも分かっていながら、惚れて盗ろうとするので、あまり好感持てない存在かもしれませんが、弾丸のように気早く街を飛び出してしまった彼女の人生がどうなったか、ホランド先生の言葉にも責任があるので気になってしまいます。作りかけのロウェーナの曲とともに、そこだけはぐらかしてしまうなら、あれはあれで別に一本の物語として独立させても良さそうな話で、正直、欲張って盛り込み過ぎでは?(「この娘となら音楽で天下をとれる! でも・・・」というほど突っ込んだ描き方でもないし中途半端) その分、単なるホランド先生の作曲発表会的なエンディングでお茶にごしにせず、ホランド先生が訴えた「考える力や創造力のない教育」について、強く突きつけるエンディングにしてくれたら、10点満点つけたいなと思いました。息子へ歌を送るシーンが良いです。 |
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