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招かれざる客(1967) - 南浦和で笑う三波さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 招かれざる客(1967)
レビュワー 南浦和で笑う三波さん
点数 9点
投稿日時 2005-02-17 23:25:34
変更日時 2005-02-19 19:49:58
レビュー内容
状況の設定が巧みで、役者の演技がうまければ、著名なコメディアンが出演していなくても、また、笑いを取りにいくようなおおげさなジェスチャーなどが使われなくても、極上のコメディができあがるということの見本のような映画。人は大勢の前になればなるほど、建前を言い、面と向かって一対一で話せる状況でなければなかなか本音をいわないものだが、そういう人間の特徴を巧みに衝いた脚本だった。登場人物が一堂に会して社交的な、あたりさわりのない、見ていてコミカルな会話をするリビングルームの場面と、シリアスな本音の交換をする書斎、テラスの場面をかわるがわるもってきたのが、非常にうまかった。特に、本音の交換をする空間として、議論の場としての閉塞空間たる書斎と、相互理解と説得の場としての開放空間たるテラスという対照的な2つが用意されていたところが、演出に立体感を与えていた。スペンサー・トレイシーが最後テラスからリビングルームに戻って行う大演説のなんといじらしいことか。自分の意見を変えるのに、いちいち格好をつけないと気がすまない男という生き物のもの哀しさを、見事に演じきっていた。
南浦和で笑う三波 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-03-21フェイス/オフ87.44点
2006-12-21ワンダフルライフ96.50点
2006-01-03日曜はダメよ65.75点
2005-12-18海外特派員86.91点
2005-12-17天使のくれた時間97.26点
2005-11-02深く静かに潜航せよ76.93点
2005-10-02マカロニ97.88点
2005-10-01芝生は緑75.00点
2005-09-11カサブランカ87.23点
2005-07-23どつかれてアンダルシア(仮)76.45点
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