みんなのシネマレビュー
フォレスト・ガンプ/一期一会 - J.B.さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 フォレスト・ガンプ/一期一会
レビュワー J.B.さん
点数 10点
投稿日時 2003-12-03 02:47:06
変更日時 2003-12-03 02:50:36
レビュー内容
せっかくなので、これを見た後すぐに『ショーシャンクの空に』を鑑賞してみた。それでようやく得心がいった。『フォレスト・ガンプ』は“アメリカ映画史として”大変価値があるからオスカーを取れたのだ。フォレストが米現代史の大きな潮流の中でひたすら道化ている一方で、ポップカルチャーの中に埋没したジェニーは人生の下り坂を転げ落ちる。大きな歴史と小さな歴史。光と影、陰と陽。相反と和合を繰り返す二つの要素が、主役の二人に投影され、スクリーンに交互に浮かんでは消えていく。その巧みな物語の仕掛けが、結果的に私たちに大きな感動を呼び起こすのだろう。ジェニーに魅力を感じない人が多いのは、彼女が時代に翻弄される典型的なアメリカ人の姿の殆どを体現しているからだろう。幼少時に父からDVを受け、大好きなディランを全裸で唄うハメになり、ヒッピー文化に染まり、とうとう麻薬にも手を出し、最後にHIVにかかる。個人で背負うにはあまりにも悲惨な人生だ。多少無理をさせた感は否めない。私は、彼女の背後に沢山のアメリカ人の悲劇があると気づいた瞬間、少しだけ彼女が救われたように感じた。――そういうわけで、ガンプはやはり1994年アカデミー賞に相応しい作品だと思う。後はアメリカという国に対してどんなスタンスを取るか、それで各々の評価が自ずと決まってくるだろう。
J.B. さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2003-12-06カサブランカ77.23点
2003-12-05時計じかけのオレンジ107.53点
2003-12-03フルメタル・ジャケット107.51点
2003-12-03ショーシャンクの空に98.66点
2003-12-03フォレスト・ガンプ/一期一会107.38点
2003-12-03マルコムX107.37点
フォレスト・ガンプ/一期一会のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS