みんなのシネマレビュー
フィラデルフィア物語 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 フィラデルフィア物語
レビュワー にじばぶさん
点数 5点
投稿日時 2016-04-18 14:24:06
変更日時 2016-04-18 14:30:34
レビュー内容
同じ1940年に製作されたケイリー・グラント主演『ヒズ・ガール・フライデー』と同様、ケイリー・グラントが離婚したばかりという設定。
これは嫌な予感が・・・と思っていたら、、うーん、やっぱりかぁ。
またもやケイリー・グラントが総取りかよ!と思ったが、本作の方は少し趣きが異なっていて、ケイリー・グラントがそこまで完全無欠ではない。

優しさを持ったキャラクターになっており、主演のキャサリン・ヘプバーンを支える優しい男を演じていた。
本作では、男連中は皆、キャサリン・ヘプバーンに夢中なのだが、そこまで魅力的な女性には見えず。
観ている私も、夢中になれるような女優が演じていたら、もっと感情移入できて、楽しめたとは思う。

そこまでガチャガチャとうるさいコメディ映画ではなかったのも救い。
ムード溢れるシーンも随所にみられ、ロマンス映画としても楽しむことができる。

上流階級の世界を描いていて、その辺りの描写も興味深い。
上流階級に限っての話ではあるが、この時代でも十分、豊かな生活をしていたんだなぁと感心。
人間が物質的に豊かな暮らしをしていく上で、この映画で描かれていた生活レベルでも十分な気がした。
現代の物質的豊かさは、必ずしも必要じゃないのでは?と。

もちろん上流階級で、召し使いが何でもやってくれる生活じゃないと成立しないが、家電やIT技術など、余計なものにさえ感じた。
70年以上経っても、意外と人間の暮らしの豊かさって、そこまで変わっていないのでは?
科学技術は格段に進歩したが、その科学技術の進歩の割に、人間の生活水準って、そこまで上昇していないようにさえ思ってしまった。

この時代の上流階級の暮らしぶり、とても豊かで、十分に満たされている。
この映画が作られた5年後に、日本は焼け野原になっていたかと思うと、かなりショッキングな生活ぶり。
そういう視点で見ると、衝撃を受ける映画。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-11アワーミュージック67.27点
ゆけゆけ二度目の処女66.50点
今晩は愛して頂戴ナ46.00点
2024-05-08Please Please Me66.00点
2024-05-07掠奪された七人の花嫁36.46点
2024-05-06回復タイム66.00点
2024-05-06ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争33.00点
2024-05-06台北暮色88.00点
2024-05-02今夜新宿で、彼女は、66.00点
2024-05-01新東京行進曲44.00点
フィラデルフィア物語のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS