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タイトル名 |
ブレードランナー |
レビュワー |
にんじんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-05-04 22:47:35 |
変更日時 |
2020-05-04 22:47:35 |
レビュー内容 |
北野武の「ソナチネ」なんかは「わかる人しかわからない」と割り切れるんだが、 この作品の場合は全世界の全ての人たちがこの作品の良さをわかってくれるはず、 と思えるというかそう信じてしまう。 ので、ときどき見る「この作品つまらない」に衝撃を受ける。
内容は割愛するが、この作品のいくつものバリエーションは、 主人公がアンドロイドかどうかというところを強く意識させるかどうか、である。 監督の答えは「イエス」であり、ハリソン・フォードの答えは「ノー」だった。 続編が作られたということは当然ノーの世界線だったのだろう2049は。
あとラストの曲が名曲過ぎてYoutubeとかAmazon Musicとかでエンドレスリピートしてしまう。 80年代初頭の日本の台頭、アメリカという国家の足元の不安、 機械が人間化していくということ、あるいは男女の分かりえなさ、 そういった諸々をSFにしましたという感じはどうしたってあるわけで。 そういえばトリビアでありましたね、この作品の舞台は2020年だったが、 「トゥエンティトゥエンティ」と言ってしまうと視力が2.0/2.0の意味になっちゃうから 2019年というものにしたとかなんとか。 |
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