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タイトル名 |
フロム・ダスク・ティル・ドーン |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2014-11-19 20:56:22 |
変更日時 |
2014-11-20 10:29:29 |
レビュー内容 |
イカれたアウトロー兄弟によるクライムサスペンスかと真剣に見入っていたら、よもやの後半に呆気にとられた。 そこには整合性など何もない。 そんなものクソ食らえとばかりにあえて整合性をぶち壊しているようにも見える。 クライムサスペンスが突然バンパイアものになったこともだが、主人公の凶悪犯がいつの間にか善人のようになっているのもそう。 その凶悪犯と人質にされた姉が、最後はロマンスでも芽生えそうないいムードで、家族が死んでいる状況にもかかわらず男を慕って付いていこうとまでする。 もう「何でやねん」のオンパレードで、やりたい放題。 思い返せば、フラーの子供二人の姉のほうが白人で弟が東洋人(ハーフにも見えない)というところから変だった。
なんともハードロックな反逆心を感じる作品だが、残念ながらこういうハチャメチャを許せる度量を持ち合わせていない。 まるでタトゥーに鼻ピアスの連中を遠目で見るかのように、眉をひそめる結果に。 イカれた兄弟のキャラが立っていただけに(特に弟役のタランティーノが秀逸)、クライムサスペンスで通したものが見たかった。 |
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