大病人 - みんな嫌いさんのレビュー - みんなのシネマレビュー

大病人 - みんな嫌いさんのレビュー

レビュー内容
タイトル名	大病人
レビュワー	みんな嫌いさん
点数	4点
投稿日時	2003-12-14 20:23:18
変更日時	2007-09-12 09:11:41
いつもの伊丹「社会派ドラマ」で安心して見られる。「病院で死ぬということ」などの参考図書にかなり忠実に考証された作品であり、当時のがん末期医療の状況を、脚色を交えある程度正確に伝えている。◆伊丹作品の中では、暴漢に襲われ送った入院生活と、自殺に至る死生観との中間にある重要な作品。その分、分かりにくい（三國連太郎が、監督の意図がよく分からなかったというコメントが伝えられている）。◆１９９２～３年は、邦画で病院モノが集中した年。それだけ、医療のあり方に注目を集めた年なのでしょう。一昨年、父をがんで失いましたが、この時代とは「がん死」の扱いが相当変わってきていました（理由があって、主治医を変えましたが、どちらの主治医も告知に拘り、一切延命処置をしなかった）。この１０年間、相当事情が変わってきていますね。

みんな嫌いさんの最近のクチコミ・感想

投稿日付	邦題	点	コメント	平均点
2023-12-31	名探偵コナン　緋色の不在証明	6	○	6.00点
2023-12-30	Mr.ブルックス完璧なる殺人鬼	5	○	5.62点
2023-12-29	ナイル殺人事件(1978)	6	○	6.69点
2023-12-24	私がやりました	7	○	7.00点
2023-12-13	アルゴ	5	○	7.14点
2023-12-11	過去負う者	6	○	6.00点
2023-12-03	月(2023)	4	○	4.00点
2023-10-12	アンダーカレント	3	○	5.00点
2023-09-27	私たちの声	5	○	5.00点
2023-09-18	リファッション～アップサイクル・ヤーンでよみがえる服たち～	3	○	3.00点