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タイトル名 |
ビルマの竪琴(1985) |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-01-07 00:15:12 |
変更日時 |
2010-01-07 00:15:12 |
レビュー内容 |
一番意外であり、かつ問題だとも思うのは、中井側と石坂・川谷側を並行して描いていること。中井が何をしているのかみんな分かっているわけだから、途中のすれ違いや最後の対面の場面でも、ドラマチックさもスリリングさも発生しない。原作がどうあれ、あくまでも視点は本隊側からに徹すべきだった(それでこそ、中井との再会のドラマが生まれる)。しかも最後に手紙という切り札があるんだから、中井の行動の秘密はここで回想シーンを入れれば解決できるでしょ。この作品ではクライマックスのこの部分も「ただ読まれているだけ」です。 |
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