みんなのシネマレビュー
欲望(1966) - K-Youngさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 欲望(1966)
レビュワー K-Youngさん
点数 9点
投稿日時 2008-02-17 17:04:57
変更日時 2008-02-17 17:04:57
レビュー内容
映像が分割される。柱や壁や家具や、その物の縁が区画線になっている。そこに人間がいる。窮屈な形でいる。現代人の孤独を表すのか、物と対比された存在だといいたいのか。色遣いも鮮明な明るさを要求している。公園の緑さえどこか人工の緑に見えてくる。あくまで映像は人間の手によるものであるとの主張。いろいろと意味の仕掛けをだしてくる。モデルにマウントポジション、あれこれは○○シーンだね、とか、公園の風、あれは、内面での心が騒いでいるか、不吉の予兆か、ってね。適当に想像しろ、と監督は言っているようだ。プロペラも何かだ。紫の紙の中での○○シーンも何かだ。ライブも何かだ……死体も意味があった。主人公が本当に見たものは何か。否、見るとは何か。そこにあると思っているから見える、とでも言いたいのか。テニスボールのように。現象学的な事を言う。写真家だってとろもミソだな。見る商売だからね。私達もつい主人公と同じように見てしまうしね。ま、監督の仕掛ける罠かな。見る事にどんでんがえしを用意していた。最後は、私はここで主人公が消えたらおもしろいのになぁと思っていたら、あれ、本当に消えた。映画自体も「あると思っているからあるんだよ」と最後の最後まで、見る者を煙に巻く
K-Young さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-06-02グランド・マスター85.74点
2013-05-12ラスト、コーション87.19点
2013-03-17フライト66.42点
2013-02-19ゼロ・ダーク・サーティ76.83点
2013-02-11東京家族76.34点
2013-02-02ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日87.35点
2013-01-14ロシュフォールの恋人たち77.78点
2013-01-13レ・ミゼラブル(2012)77.00点
2013-01-13LOOPER/ルーパー65.92点
2012-12-26ホビット/思いがけない冒険76.36点
欲望(1966)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS