みんなのシネマレビュー
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア - アルメイダさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
レビュワー アルメイダさん
点数 7点
投稿日時 2005-04-03 02:12:55
変更日時 2005-12-04 15:34:13
レビュー内容

ホラーの要素も入っていますので、
少したいくつしたときにいかがでしょうか。
はまる人ははまるという特定なファン向けの種類の作品を、

ここまで一般受けするように演出したのは成功。

ところでこの作品の見所は、

一番観やすいのがインタビュー役のスレーターの目で観る。

彼が観客役をしてもいるのでわかりやすいのです。

そして次がクルーズの役の目。

こちらは演技のしがいもあるおいしい役でもあり、

征服欲を下地にとにかくブラピに対する愛(きもいけど)で観ればいい。

・・最初この図式が受け付けなかったのですが、

ここを理解すれば同性愛を超えて哲学的な人間の生死まで考えられる。

次に理解したいのがダンストの目で観ること。

理解しやすそうに見えて実はややこしい。

私は久々に観てやっとわかりましたから。

命を奪ったのはブラピでさらに仲間に引き入れたのがトム・・

ところがダンストはブラピを憎めない。

なぜなんだろうか。

彼に人間を感じたことと彼女の血にはトムの血も入っている。

つまりはそこを考えるとかなりヤバイ映画になってしまう。

自分の中に嫌いな男がいてその血は誰を愛しているのか怖い(難解)

さてバンデラスの目といえば出番は少ないけれど、

こういう背景のルーツと未来がそこにあるので重要。

バンテラスを理解できれば一番難解なブラピの役も理解できる。

人間として命を終えたかったブラピは永遠の命を与えられる。

欲しくないのに与えられた永遠の命という矛盾は、

まさに悩める人間の苦悩とダンストとブラピの役は一致します。

バンデラスは時代を謳歌しながらも人間性を保ちたかった。

確率的に時代に流されながらも人間を捨てられないブラピは稀でした。

取りように見ればかなり難解な(どうにもならないことが)テーマを、

娯楽だけに走らず映画化できた作品だと思いました。
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン87.89点
ザ・ロック77.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ46.44点
最後の恋のはじめ方46.35点
歓びの毒牙65.50点
バーバー66.65点
アンブレイカブル34.56点
ダ・ヴィンチ・コード75.05点
翼のない天使76.23点
アンジェラの灰45.32点
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS