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レイダース/失われたアーク《聖櫃》 - 南浦和で笑う三波さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 レイダース/失われたアーク《聖櫃》
レビュワー 南浦和で笑う三波さん
点数 4点
投稿日時 2005-02-05 17:56:01
変更日時 2005-02-05 19:18:50
レビュー内容
冒険活劇は、主役・敵役を問わず、はっきりとしたキャラクターが縦横無尽に活躍するのが好みである。この作品では主役と敵役がともに一種山師的な考古学者であり、正義の味方か否かをわかつものは、単に彼らを雇う政府の違いだけなので、いわば、どっちもどっちであり、また、お宝がどちらの手に落ちても、学問的な解明はなされるような設定なので、インディ・ジョーンズ側に素直に肩入れさせてくれないのが痛い。その上、刀しか持っていない相手に拳銃を抜いたり、強そうな相手は結局自分で倒さずプロペラのお世話になったりするところが、私の持つ「正義の味方」像からは少々離れている。かといって弱いのかというと、トラックのシーンでは超人的な強さを見せるので、どういうキャラクターなのかがとてもつかみにくい。「蛇は嫌いだ」といっておきながら、うわばみとくっついてしまうところも言行不一致である。アクション映画でありながら、最大の見せ場で、主人公二人が動けずに目をつぶっているだけというのは一体どうしたことだろうか。演技を見る楽しみとは煎じ詰めれば役者の目を見ることである。その楽しみを土壇場で奪ってしまったこの作品は、私にとって、冒険活劇とは似て非なる出来損ないのオカルト映画になってしまった。
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投稿日付邦題コメント平均点
2007-03-21フェイス/オフ87.44点
2006-12-21ワンダフルライフ96.50点
2006-01-03日曜はダメよ65.75点
2005-12-18海外特派員86.91点
2005-12-17天使のくれた時間97.26点
2005-11-02深く静かに潜航せよ76.93点
2005-10-02マカロニ97.88点
2005-10-01芝生は緑75.00点
2005-09-11カサブランカ87.23点
2005-07-23どつかれてアンダルシア(仮)76.45点
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