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レイダース/失われたアーク《聖櫃》 - 円盤人さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 レイダース/失われたアーク《聖櫃》
レビュワー 円盤人さん
点数 4点
投稿日時 2004-10-09 16:12:16
変更日時 2004-12-20 00:25:17
レビュー内容
秘境冒険ものが大好きな私ですが、『レイダース』は基本的に評価していません。ある意味これほどスピルバーグらしくない映画も珍しいかもしれない。彼はしばしば、子供時代に持っていた夢を、自分の作品にたっぷり(時には必要以上に)盛り込もうとします。製作総指揮の場合は特にこれが顕著になります。従って主人公は、子供っぽい人物か、あるいは子供そのものであることが多い。『ジュラシック・パーク』のグラント博士(サム・ニール)や、『グーニーズ』マイキー少年(ショーン・アスティン)を例に取りましょう。彼らは強いモチベーションに支配されています。恐竜の糞を見つけたとき、首長竜の群れを見下ろすときの、グラント博士の嬉しそうなこと!海賊の宝を見つけようとするマイキー少年の、目のきらきらしていること!振り返ってインディ・ジョーンズはどうでしょう。全人生をかけた考古学の大発見、「聖櫃」に対して、冒険心を燃やしているでしょうか?否、そういう感情はほとんど伝わってきません。冒頭の考古学の授業においても、口調は淡々としていて、前のめりの姿勢などでは全然ない。自身の哲学を披露する、ライバルのベロック博士の方が、かえって人間的に感じられるくらいです。なるほど本作は丁寧に演出されていて、ハラハラし、ドキドキもするでしょう。しかしワクワク感には大きく欠けます。インディ本人が冒険そのものを楽しんでないからです。考古学が好き、冒険が大好き、彼がそういう態度を見せない限り、本作の秘境は遊園地のアトラクションに過ぎない。その意味で「ジェットコースター・ムービー」とは、皮肉にも的を射た表現といえるでしょう。
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