みんなのシネマレビュー
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 - 墨石亜乱さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 レイダース/失われたアーク《聖櫃》
レビュワー 墨石亜乱さん
点数 10点
投稿日時 2016-10-07 19:45:28
変更日時 2019-02-27 23:07:06
レビュー内容
スター・ウォーズと並んで、過去のものとして忘れ去られていた冒険活劇ジャンルをVFXの効果的な活用で蘇らせた意義は絶大。以降数多い類似作品が製作され、ロマンシング・ストーンやハムナプトラなどが登場した。
それでも、インディアナ・ジョーンズ教授の冒険シリーズが数多の作品と一線を画すのは、稀代のクリエイター2人の奇跡のコラボレーションだからか。当初予定ていたトム・セレックが先約のTVシリーズのためキャンセルされ、ハリソン・フォードがキャスティングされたのも奇跡だが、
最大の魅力は、VFXマジックで観客の想像を完全に覆すクライマックスだ。
奪い合いの末、宝は悪の手に渡る。しかしその中身は風化して只の砂と化していた…皮肉なラスト。それまでの作品ならこれが落ち、これで終わり。だが、発電機が不気味な唸りをあげ…ここから真のクライマックスが始まる。観客は神秘の宝が持つ戦慄すべき神の力の目撃者となるのだ。その余韻が冷めぬ間にもう一つのVFX画面、無数の箱が並ぶ広大な倉庫に神器が消える二度目の皮肉なラストだ…もう呆然とするのみ。

観客が見たいものを〝これでもか〟と見せ、更にもう1回クライマックスを用意する。007シリーズがスタンダードとしたが時代を経て陳腐化したスタイルを視覚効果の力で復活させ再定着させたのが、レイダースだった。
観客はもちろんだが、当時の映画人こそ大きな衝撃を受けたはず。間違いなく歴史をつくった作品。今なお同じスタイルでシリーズが継続しているのも奇跡である。
墨石亜乱 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-04-13ジュラシック・パーク97.60点
2022-09-06NOPE/ノープ66.32点
2022-09-06ブレット・トレイン76.66点
2022-08-19大怪獣のあとしまつ34.00点
2022-08-02ジュラシック・ワールド/新たなる支配者95.87点
2022-06-27最後の決闘裁判76.73点
2022-06-27ハケンアニメ!66.73点
2022-05-15シン・ウルトラマン86.31点
2022-04-08夢みるように眠りたい86.85点
2022-03-18THE BATMAN-ザ・バットマン-86.63点
レイダース/失われたアーク《聖櫃》のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS