|
タイトル名 |
大いなる幻影(1937) |
レビュワー |
かんたーたさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-05-10 16:21:42 |
変更日時 |
2004-05-10 16:25:03 |
レビュー内容 |
『大いなる幻影』いかにも名作中の名作というイメージがあって、観るのを少々渋っていたのだけど凄く面白かった。捕虜という身分にも関わらず、勝手自由気ままな生活を送る将校たち。歌を歌いながら陽気な気分に浸り、時には女の格好をして舞台劇を演じることもあれば、まるで子供のようにはしゃいで雪遊びに没頭したりもする。これは本当に戦争なのだろうか?と思わせられる前半に、脱走してからの後半で「ああ、やっぱりこれは戦争なんだ・・・」と現実に引き戻される。戦争自体が人々を惑わす”大いなる幻影”なのだと、僕は思いました。 |
|
かんたーた さんの 最近のクチコミ・感想
大いなる幻影(1937)のレビュー一覧を見る
|