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タイトル名 |
ドラゴンへの道/最後のブルース・リー |
レビュワー |
天地 司さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-03-06 18:11:53 |
変更日時 |
2003-03-06 18:11:53 |
レビュー内容 |
ブルースファンにとって最高傑作とされる名作。鋼のような肉体はこの作品がベストといわれ、神技ともいえるジークンドーのテクニックが随処に炸裂する。「燃えよドラゴン」で修行僧を思わせるストイックな求道者の一面を見せたブルースは、この作品でそこに到達するまでの武道家を演じているようにも見える。こっけいな姿や女性に対してのシャイな表情は生活のすべてを鍛錬に費やしている不器用な若者そのものである。が、しかし戦闘体制に入った瞬間、彼は無敵のファイター、唯一絶対のヒーローとなる。真似をしようにも真似できないブルースの凄さが凝縮された作品である。ブルースの人なつっこい笑顔が、静かな、無の表情に変わるとき、武道家そして俳優として伝説になったことがわかります。 |
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