みんなのシネマレビュー
県警対組織暴力 - オルタナ野郎さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 県警対組織暴力
レビュワー オルタナ野郎さん
点数 7点
投稿日時 2015-01-12 04:53:33
変更日時 2015-01-12 05:03:18
レビュー内容
菅原文太に哀悼の意を表して『仁義なき戦い』…とほぼ同じスタッフで制作されたという本作を観賞。当時ヤクザ映画を量産して世間のバッシングを受けていた東映が初めて「警察側の視点」を持ち込んだ転機作らしく、文太兄ィ演じる悪徳警官とヤクザの若頭(松方弘樹)との友情と若きエリート警部補(梅宮辰夫)との対立が描かれる。物語の舞台は架空の地方都市という設定ではあるものの脚本自体は取材過程で明らかになった実話を元に書かれており、そこからは政・官・財とヤクザが結託して癒着や談合によって形作ってきたこの国の柵(利権構造)が垣間見えてくる。さてここで現実に立ち返ってみると折しも先般成立したテロ資金関連法案は指定暴力団等にも波及すると言われており、現政権は国際世論からの外圧を背景にいよいよ「裏社会」の切り崩しに取り掛かっているとみてまず間違いないだろう。しかし戦後長きに渡って日本社会の受け皿としてこの国の暗部を引き受けてきた彼等がそう簡単に引き下がるだろうか?またある種の必要悪として許容されてきた彼等が存在しなくなった日本社会は今後どのように変容していくのだろうか?この映画の劇中終盤では追い詰められたヤクザ達が人質を盾に立て籠り汚職に手を染めた連中を暴露しようと試みるが、もしかしたら本作におけるそのクライマックスが現実のものとなる時がすぐそこまで来ているのかもしれませんなぁ…。
オルタナ野郎 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2015-01-12ピアニスト76.07点
県警対組織暴力77.57点
イエロー・ハンカチーフ45.09点
インドへの道76.35点
2014-10-12ボーイズ・オン・ザ・ラン77.05点
2014-10-12アリス・イン・ワンダーランド65.21点
2014-09-074デイズ77.06点
2014-09-07アナザー・カントリー56.09点
2014-09-07ハンター(2011)65.72点
2014-09-07ニュースの天才75.52点
県警対組織暴力のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS