みんなのシネマレビュー
博奕打ち 総長賭博 - 火蛾さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 博奕打ち 総長賭博
レビュワー 火蛾さん
点数 10点
投稿日時 2014-12-14 02:32:09
変更日時 2014-12-14 07:47:08
レビュー内容
○仁侠映画の金字塔。 ○「何といふ絶對的肯定のなかにギリギリに仕組まれた悲劇だらう。しかも、その悲劇は何とすみずみまで、あたかも古典劇のやうに、人間的眞實に叶つてゐることだらう。」 ―― 三島由紀夫は『博奕打ち 総長賭博』をこのように絶賛した。この「ギリギリに仕組まれた悲劇」を書いたのは笠原和夫。のちに『仁義なき戦い』の脚本を書いた人である。『総長賭博』には無駄なセリフが一つもない。そしてそのセリフによって末端の登場人物までが活きている。 ○私はこの映画を、1970年代の終わりごろ、たまたま訪れた瀬戸内海の因島で観た。館内には造船所で働くおっちゃん ―― だと思う。九州弁で喋っていたから。 ―― がいたが、鶴田浩二が三上真一郎を叱る、雨の墓地の場面で、このおっちゃん、嗚咽の声を漏らした。ハア、ツルタコージハヨカネェ。実は嗚咽こそしなかったが、私も泣いていたのである。 ○監督は、股旅映画の傑作『関の彌太ッぺ』 を撮った山下耕作である。股旅映画と仁侠映画。すべての日本人の最深部を流れる共通の心情は、この二つのジャンルでしか表現できないのではないか。と私は考えるのです。なーんちゃって。
火蛾 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-05-05魔の刻106.33点
2016-03-20ゴジラ(1954)108.20点
2016-01-11約束(1972)107.33点
2016-01-01人魚伝説105.71点
2015-12-18祇園囃子108.16点
2015-12-06戦争のはらわた107.75点
2015-11-14驟雨108.46点
2015-11-03鴛鴦歌合戦108.13点
2015-11-01プライベート・ライアン106.95点
2015-10-31洲崎パラダイス 赤信号108.16点
博奕打ち 総長賭博のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS