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タイトル名 |
きけ、わだつみの声 |
レビュワー |
カシスさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-04-05 18:55:32 |
変更日時 |
2004-04-05 18:55:32 |
レビュー内容 |
戦争の痛ましさ、悲惨さはよく伝わった。日本軍兵士が現地の人を殺す場面や、連れて逃げられない負傷者に医師が手榴弾を渡すシーンなどは、画面から顔を背けたくなった。当たり前のことだが、戦争はしたくないと心から思った。見る側にそう思わせたという点において、この映画は反戦映画としての成果を上げていると思うし、評価できる。それに対し、本作を映画として見た場合、ストーリーがよく分からない。そもそも緒方直人は現代人なのか戦時中の人物なのか良く分からないし、最後、みんなでラグビーされても、こちらには物語が整理できない。ラストは各人の物語を強引に一本にまとめたように思われた。 |
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