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ベスト・キッド(1984) - 伊達邦彦さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ベスト・キッド(1984)
レビュワー 伊達邦彦さん
点数 8点
投稿日時 2010-01-10 18:23:24
変更日時 2010-01-10 18:23:24
レビュー内容
主人公の空手の師匠である謎の東洋人ミヤギ(演じるのは日系俳優パット・モリタ)は沖縄出身のハワイ移民なのだが…
彼は、かの442連隊の生き残りだったのである。

軍服姿で酔ったミヤギの台詞…
「ミヤギ軍曹! 敵のドイツ兵を沢山殺しました!」
というのがあるが、
その頃、ミヤギの妻は収容所にいたため、医者が間に合わず、出産合併症で子供と共に死んでしまう。

ハワイ移民、ヨーロッパ戦線、日系人収容所といえば、これは間違いなく日系人部隊・442連隊である。
日本ではマイナーで、知る人も少ないが、アメリカでは、死傷率31.4%、最も多くの勲章を受けた部隊「名誉戦傷戦闘団」として名高い。
442連隊とはヨーロッパ戦線において、アメリカ陸軍部隊として最高の殊勲をあげた部隊なのである。

盆栽の描写などとんちんかんだったり、
日系俳優パット・モリタの日本語の下手さやジャパニーズ・ブルース(演歌)の駄目駄目さぶりにばかり目を奪われていたが、
本作の脚本家ロバート・マーク・カーメンは、ひじょうに意味深い背景を、ミヤギに用意していた。
ミヤギが戦いを嫌うのも、過酷なヨーロッパ戦線の経験あればこそなのである。

青春映画として、ナメてかかって、御免。
赤毛の夢見る謎の東洋人描写だと思って、御免。
B級青春アクションじゃない。
実は、凄く良く作り込まれたシナリオだった。
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