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タイトル名 |
至福のとき |
レビュワー |
ムレネコさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-01-12 00:40:44 |
変更日時 |
2004-01-12 00:40:44 |
レビュー内容 |
主人公の中年男は、見栄っ張りなダメ男。でも、少女を失望させないために、ウソを塗り固めて、按摩師を続けさせるところなど、憎めない優しさがある。一方、少女も、ウソを付かれていると分かっていながら、それに気づかないフリをする。お金がなくなり「偽のお金」を受け取って、それが偽札と気づいたにも関わらずニッコリする少女の顔が印象的だった。 少女が中年男に「目が見えるようになったら、あなたの顔が見たい」というシーンで、チャップリンの『街の灯』を思い出した。しかし、ラストはものすごかった。ちょっと唖然。エンドロールにかぶさって鳴り響く、杖の音が印象的。個人的にはパッケージにもなっている満面の笑顔で終わって欲しかったのだけど・・。 |
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