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タイトル名 |
ニュールンベルグ裁判 |
レビュワー |
しまうまさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-04-01 21:08:14 |
変更日時 |
2004-04-01 21:10:55 |
レビュー内容 |
ずいぶん昔に見ましたが、好きな映画です。法廷ドラマとしても戦争映画のひとつとしても、名作と言えるのではないでしょうか。マクシミリアン・シェルの連合国の正義の欺まんを突く堂々たる迫真の弁舌には圧巻。ものすごい長回しの場面だったと思います。同じ敗戦国、第2次大戦で大量の戦犯を出した国の国民として、戦争とは何なのか、また、それを裁く行為とは何なのかを考えずにはいられない。私も下の投稿者のキリコさんと同じく、「真実の~」を見て、改めてあのシーンを思い出した。本当に罪を受け入れた者のみが赦されるということなのですかね。ディートリッヒは戦後のドイツ人を救ったのでしょうか。また、だからこそユダヤ資本が影響力を持つハリウッドで、ドイツ人弁護士役のシェルがオスカーを取れたのでしょう。鬼神の弁舌の弁護士役を演じた彼はその後、戦争映画のいくつかでドイツ軍将校役をやりましたけど、それも印象深い。この映画を見てから好きな俳優になりました。 |
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