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タイトル名 |
呪怨 (2003) |
レビュワー |
由布さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-08-02 02:01:00 |
変更日時 |
2004-08-02 02:01:00 |
レビュー内容 |
割りと騒がれた作品だったから、期待した分、コケた。ぜんまい仕掛けの機械音のような効果は新鮮だったけど、撮り方はオーソドックスだし、物語は「リング」以上に奥がない。最後は呪いの連鎖が高じてゴースト・タウンになるらしいが、そもそも、この手の展開の話が好きじゃない。「リング」は呪いの連鎖がまだ分かるけど、本作は被害者が何故そこまで道連れを欲しがるかが、さっぱり分からない。未練や恨み辛みを、死んでも晴らしたい気持ちは分かるし、だからこそ、幽霊話は引きも切らないのだろうけど、ここまでくると、人間は死んでまで強欲で身勝手なんだよと認めているようで、情けなくて、不愉快になった。霊現象の主犯は男の子の方で、母親はそれに引き摺られてるのかな?とも思うけど、結局、最後まで男の子の行方が分からないまま、ゴースト・タウンになっていくっていうのも、どうかな。せめて、最後に男の子の行方が分かるとか、もう一捻りあった方が、視聴者も納得するような気がする。 |
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